克の遊びすぎた八月日記(第一回) 2003.9.14

 - 8月2日

この日は新宿でオフ会をしました。
オフ会っていうのは、インターネット上で知り合った人と実際に会っちゃおうかなー、という少し照れくさい会合のことだと理解しています。


今までオフ会の誘いを断り続けていたのですが、ついにそれも解禁ってことで、思い切って参加しちゃいました。
といってもそんなに人数も多くない、規模の小さなオフ会なんだけどね。


メンバーは俺、あしんくん、アサさん、亜季さんの4人。

あしんくんってのは、俺の最も仲の良いネット友達の一人で、もう話さない日は無いんじゃないかってくらい毎日話してます。
変なところで気があうので、もうホント毎日。会話の内容は他の人が聞いても全く意味がわからないんじゃないかっていうくらいシュールなものです。
今回初めてオフで会うってのが意外に思われるほどの仲良しぶりです。

アサさんもめちゃんこ仲良しで、よくお互いに夕飯を食べながらチャットしています。
あしんくんと3人で話すことも多いです。
今回はアサさんがサッカー観戦をしに東京まで来るというので、そのついでに、みたいな勢いでオフ会をすることになりました。
うる覚えだけど確かそういうことだったと思う。

亜季さんは、俺がネットを始めて間もない頃に知り合った女性で、最も古いネット友達といえるかもしれません。
俺の中のイメージでは、関西弁で喋り捲る元気な女性って感じでした。




集合は午前11時にアルタ前ということになっていました。
律儀な俺はもう10時くらいについてました。
ビビリとか小心者とかそういう問題ではないことを頭に入れておいてください。約束だよ。

早めに到着したのはいいものの、人が多くごみごみした新宿ってのはやはり好きになれなくて、どこか隠れていられる場所はないかと探してまわりました。
すると、噂では聞いたことのある『ドンキホーテ』っていう店があるではありませんか。
いやぁ、これが本物かぁ。

そのときふと思い出したのが、もうすぐアサさんの誕生日であるということ。
そこで心の温かい俺は、何か誕生日プレゼントを買ってあげようとドンキホーテに入ることにしました。
ごみごみしてました(謝)

何かいいものは無いかと探し回ったのですが、けっきょくめんどくなってやめました。
じゃあ書くなよ、とお思いかもしれませんが、この事実はアサさん本人には一切言ってないので、もしアサさんがこれを読んでいればこのへんで涙を流すに違いないのです。
買ってもないのに涙を流させるなんて俺じゃないとできないテクだよね。


さてそんな事実は闇にうずもれたまま、集合時間の11時になりました。
まだ誰とも会えてなかったのですが、突如あしんくんから電話がかかってきました。

どんな内容だっけなぁ・・・。
覚えてるのは、



あしん「どこにいるの?」

克「今ホームレスのおじさんと一緒にアルタビジョン見てるよ」

あしん「ホームレス?」

克「うん。あ、もしかして道路の向こう側にいるのかな」

あしん「あ、うん。向こう側だね」

克「それはアルタ前じゃなくてアルタ下だよ」

あしん「うん。そうだね・・・。下・・・だね・・・。」

克「うん・・・。」

あしん「・・・。」

克「・・・。」



うん。なんだろうこの会話。
お互い緊張もあってか不思議な会話でした。

道路を渡ると、そこで俺を待っていたのはあしんくんと亜季さんでした。
二人の第一印象は、でっかいなぁ、ってのと、元気だなぁ、って感じでした。
あしんくんは背が高くて、めちゃんこ羨ましかったです。
亜季さんはとても麗しく、大変可愛らしい女性で、元気によく喋ってました。
(これくらいでいいよね・・・?>亜季さん)

アサさんは忘れ物をしたとかで少し遅れてくるとのことでした。
その間3人で喫茶店で待っていたのですが、今考えると気付かぬうちに亜季さんにおごってもらってました。まずいなぁ・・・おごられなれてるってのも・・・。
ほんとごちそうさまでした亜季さん。このご恩はいつか700倍にして返させていただきます。


しばらく雑談をしてると、アサさんがやってきました。
アサさんは普段自分のことを「おっさん」と言ったりするので、全然そういうイメージはなかったのですが、いざ会ってみると大層な美人さんで驚きました。



4人そろったところで、まずはボーリングに行きました。
ボーリングの途中、やたら亜季さんが俺の腕を触ってくるセクハラ行為が目立ちました。
筋肉が好きだとか言ってたけど、俺ていどの筋肉じゃ満足いかなかったに違いありません。
いや、でも亜季さんのおかげでだいぶ盛り上がりました。ほんと楽しい人です。

あしんくんが驚異的なスコアで1位を独占して、俺は絶妙なところで2位くらいでした。
で、でもあのボーリング場絶対おかしいんだよ。
どこに投げても絶対右にカーブしていくんだよ。
たぶん欠陥住宅とかだな。




ボーリングのあとはお昼ご飯を食べにいきました。

んだけど、このとき実は俺体調を崩してしまいまして・・・
たぶん寝不足なのと長時間緊張が続いたのが原因だとは思うんだけど、胃がこう・・・痛くて痛くて・・・みんなに多大な迷惑をかけちゃいまして、ほんと申し訳なかったです。
せっかくの楽しいオフ会が俺のせいで・・・もう・・・
どれだけ詫びても足りません・・・
なんと言ってお詫びしてよいのやら・・・






























まいっか。

お昼のあとはカラオケでした。
行ってびっくりしたんだけど、3人ともうますぎです。
お世辞じゃなくて、これは本当に。
あしんくんとか亜季さんとか、ご本人よりうまいんじゃないかって思う曲が何個もありました。

悔しいからデビルマンの終わりの歌を歌ってやりました。
みんな感動して泣いてました。





カラオケの後は、今回のメインでもあるサッカー観戦へと、味の素スタジアムに行きました。
この味の素スタジアムって名前は、いつ聞いてもしっくりこないのですが、そんなことを口に出すと東京ヴェルディファンのあしんくんに怒られそうなので黙ってました。
よくわかんないけど関係あるっぽいわけです。東京ヴェルディと味の素スタジアム。

試合は確かヴェルディ対ガンバでした。
あしんくんと亜季さんがヴェルディファン、アサさんがガンバファン。んで俺がサッカーよくわかってない。
というわけで俺がクッションとなるように



アサ 克 亜季 あしん



みたいな感じで座りました。
あ、言い忘れたけど、移動中の電車の中でも亜季さんのセクハラ行為(腕を触ってくる)は続いてました。いや本当にセクハラって感じではないですけどね。もちろん。冗談で。
こう、筋肉を出す感じが気に入ってたみたいです。

サッカーの試合の感想を書くつもりでいたのですが、それよりも印象的だったのがサポーターさまがたの熱気。
みんな気合入りまくりでした。
サッカーとか野球とかの観戦に来たのは生まれて初めてだったので、ほんとにもうビックリ。

何が怖ろしいって、どっちが勝ったかさえ覚えてない俺の記憶力だったりしますが、ガンバがチャンスになったりピンチになったりするたびにアサさんが小さく声を荒げたりしてたのはとても印象に残っています。
あしんくんと亜季さんは二人で大騒ぎしてたと思います。
あの二人の息ぴったりぶりには驚かされました。



あぁあぁこのペースで書き続けてたら今年中に8月シリーズが終わるかどうかわかんなくなってきた。



というわけでオフ会はめちゃんこ楽しかったです。
帰り道では、亜季さんからお仕事の話を聞かせてもらい、色々と参考にさせていただきました。

あとであしんくんが言ってたんだけど、亜季さんがいなかったらとても静かなオフになってたんじゃないかなぁ、と。
そうだろうなぁと俺も思います。
俺もあしんくんもアサさんもほっといたら全然喋らないっぽいもんね。



また機会があって行く気になればオフ会をやりたいと思いました。
そう思えたオフ会でよかった。

あしんくん、アサさん、亜季さん。本当にありがとうでした。
また遊んでやってね。